「読書する人だけがたどり着ける場所」 斉藤 孝
教養は魅力につながる 教養がある方が人生がおもしろくなる。
こんにちは、くま吉くんです。
今日は子どもにも大人にも大人気、児童向けの本から大人の実用書まで様々な本を世に出している斉藤孝(さいとうたかし)さんの「読書する人だけがたどり着ける場所」を紹介しようと思います。
斎藤さんがこの本で強く主張しているのが、
”読書をすることで教養がつき、それが人間の魅力につながる”ということです。
そして人生は教養がある方が断然おもしろい。
魅力ができて、なおかつ人生がおもしろくなるなんてすばらしい!
また、読書をすることで人間の”深み”も手に入れることができるらしいです。
それも本を読む習慣を持ち始めたところから突如”深い人”になるそうです。
とまあこの本には、読書をすることによって得られる効果がたくさん書いてあります。
日々の読書のモチベーションアップにもつながるし、なによりこの本を読んでから読書をすると
「今自分は人としての魅力を高めているんだ」
「おれは今深い人間になっている」
などと感じることができ、自己肯定感GETできるところが良いなと思います。(笑)
この本の中では、斎藤さんが出会った本で心に残った内容も書いてくれています。
いくつか紹介すると・・・
能の世界の技法で「すべての手の内を明かすのではなく、とっておきのものを秘密にしておくこと。それをここぞの時に出せば観客を魅了することができる。」といったものがある。人生のあらゆる場面で応用できる。
「星の王子様」
狐が教えてくれたこと・・・バラをかけがえのないものにしたのは、費やした時間だ。(大切なものは目に見えない)
ほんの少しだけ紹介しました、他にも優れた本をたくさん紹介してくれています。斎藤さんの読書量とその引き出しには驚かされるばかりです。
最後に、斎藤さんが推奨する本の”読み方”をまとめておきましょう。子どもも大人ももっと本を楽しむことができるはずです。
・好きな文章を3つ選ぶ
・予測しながら読む(名著はだいたい予想を裏切ってくる)
・名言を見つけ、感動する→”マイ名言”は人生の様々な局面で助けになる。
もうすぐ来る秋を”読書の秋”にしてみるのはいかがでしょう。