仁淀ブルー ~龍とそばかすの姫の舞台となった絶景~

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こんにちは。くま吉くんです。

今回は先日訪れた、高知県について書こうと思います。

 今回の旅の感想を紹介するので訪れる際はぜひ参考にしてください。

 

 1.「龍とそばかすの姫」の舞台

    仁淀ブルー「にこ淵」

 

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 「仁淀ブルー」の愛称で広く知られるようになった清流、仁淀川。その人気スポットである「にこ淵」では、上の写真のような幻想的な青の世界を見ることができます。

 

 ここを訪れる際は車で行くことをおすすめするタクシーで行くこともできますけど、高知市から車で約1時間半で費用もかかるし、そこまで道も細くないのでよほど運転に自信がない人以外はまず大丈夫でしょう。

 

 「にこ淵」の周りには無料で駐車できるスペースが至る所にあります。その日はそれほど混んでもいなかったので、できる限り近い場所を見つけて停めることができました

 

「にこ淵」へは階段を使って降りていくことになります。

この階段が70段ほどあって、段差が大きくて結構大変 女性はヒールではなく、スニーカーの方がベターだと思います。

 

 あと、注意しなければならないのが、季節と時間です。

 

季節は、8月~1月の間が見頃らしいです。

おすすめの時間帯は、11時~15時

 

昼間ならいつでも写真のような景色が見られるわけではなく、陽が真上から「にこ淵」にうまく差し込む時間帯だけ幻想的な青の世界を見ることができます。

 

  

   

    安居渓谷

 

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 安居渓谷もたくさんの「仁淀ブルー」スポットがあり、おすすめの場所です。

 

 こちらも訪れる際は車がおすすめですが、「にこ淵」よりも細く険しい道を進んでいきます。私は軽四だったためスイスイと行けましたが、大きい車だと対向車が来た時にすれ違うことが難しいかもしれません。そんな道が20分ほど続くので運転に自信のない方はタクシーの方がいいかもしれません。

 

 安居渓谷の中にはいくつかの「仁淀ブルー」スポットがあります。ほぼすべて行ってみましたが、個人的におすすめは「水晶淵」と「砂防ダム」だと思います。

 

 「水晶淵」(写真左)はとにかく景色がすばらしい。完全無欠の仁淀ブルーを見ることができました。

 

 「砂防ダム」は景色のきれいさもさることながら、映画「龍とそばかすの姫」に出てきたスポットです。映画を見た人はその絶景をより深く楽しめるのではないでしょうか。

 

 

 ただ一つ残念だったのが、サンダルを履いていなかったこと。私が訪れたのは夏だったため、気持ちよさそうに足を川につけている人が大勢いたし、水着で泳いでいる人もいました。次回訪れる際は、サンダルを履いて、できれば水着持参で行こうと思います

 

「水晶淵」は一番近い駐車場に車を停めて歩いて2分ほどで着きます。そこからさらに3分ほど上流に向かうと「砂防ダム」に到着です。

 

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↑乙女河原付近で泳いでいた人たち     ↑安居渓谷の地図

 

 

2.ひろめ市場

  「仁淀ブルー」を楽しんだ後は、高知市内に行って夕食🍺。

 

 「ひろめ市場」は高知の特産物や土佐料理を扱っているお店がたくさん入っている市場で、イメージするならフードコートのように何店かのお店で注文した料理や酒をイートインスペースで食べられます。昼間から地元の人も観光客もたくさんの人が酒を飲み、活気にあふれています。まさに〝酒呑みのユートピア〟といったところでしょう。

 

 まず、高知といえばなんと言っても「カツオのたたき」

ひろめ市場の「明神丸(みょうじんまる)」では、実際にカツオを藁焼きしているところを見ることができます。

 激しい炎でさっと炙ったカツオのたたきが最高でした。

個人的におすすめは〝塩たたき〟ダイレクトに香ばしさが伝わり、絶品です。

薬味のニンニクスライスと一緒に食べるとさらにおいしいし、ビールとの相性も抜群🍺。苦手でないなら、ぜひ一緒に食べてほしい一品です。

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 他にもいろいろ食べましたが、おすすめだったのは、

 

●「どろめ」(いわしの稚魚で関東なら生しらすと言う)

チュルンとしたのどごしが最高。日本酒が合う。

 

●「ウツボのたたき」

身はあっさりと淡白なので濃い目のたれと薬味と一緒に食べるとうまい。皮はプリプリとコラーゲンたっぷり。ビールが合う。

 

●「酒盗(しゅとう)

主にカツオやマグロの希少な部位を長期にわたり塩蔵熟成させたもの、和製アンチョビ)

くせはあるが、酒呑みにはそれがまたおいしい。私はすごく好き。ガツンと辛口の日本酒が合う。

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   ↑ ウツボのたたき       ↑ 酒盗とどろめ

 

 行くときは車をホテルに置いてから。ぜひ料理と一緒にお酒も楽しんで。

 

 

 3.居酒屋「葉牡丹」

 まだ飲み足りなかったので2軒目。老舗の居酒屋「葉牡丹」へ。

 昔はスペースの割に席数が多く、昼間から酒好きが集まる下町の居酒屋といった雰囲気でしたが、コロナ対策で店内を改装し、個室が増え広々とした店内となってリニューアルオープンしていました。

 土佐料理や高知の特産物のメニューが豊富でおいしいのでおすすめです。

 私は妻のリクエストに応えて「くじらの刺身」を注文しました。くさみの無い上品な赤身が酒によく合う一品でした。

 

  高知はにんにくの名産地でもあり、にんにくの串揚げやにんにくチャーハンも最高!!ビールがまた、ススム、ススム🍻

r.gnavi.co.jp

 

 4.スーパーホテル

  スーパーホテルの目玉は、

☆★☆温泉・ウェルカムバー・朝食バイキング☆★☆

 

 温泉は、男女交代制のため入れる時間が決まっているのですが、ゆっくり足をのばしてお風呂につかれるので、旅の疲れがすっきりリセットできました。

 

 いい湯♨の後には、ロビーでウェルカムバーが待っています。

ソフトドリンクのドリンクバー、ウイスキーやレモンサワー、梅酒、杏露酒などの酒がおいてあり、ロックで飲んだり、水割り、炭酸割りで飲んだりして何杯でも楽しめました。

 

 朝食バイキングは、和食・洋食の両方があり、コンパクトではありますが、個人的には十分でした。

 何せ、平日に宿泊したこともあり、一人一泊3400円!(駐車場代800円)

 部屋の清潔感もあり、大満足😊

 

 

 5.他に行きたかった場所

 私たちは翌日は観光できず、帰路に着きましたが、他にも”香美市やなせたかし記念館”や2020東京オリンピックの新国立競技場の設計士である隈研吾氏の建築物である”ゆすはら雲の上図書館”なども行ってみたかったと思います。

 

 アンパンマンの作者で有名なやなせたかしさんは、小学5年生の光村図書の国語の教科書に紹介されています。自身のつらい経験をもプラスに変えながら、夢を貫き通したすばらしい生き方をされた人です。一つでも二つでも、自分の生き方に生かしたいそんなやなせさんの記念館にぜひ行ってみたかったです。

 

 雲の上図書館は、建物を見ることでも見ごたえがありそうです。本の種類も多いようで、1日楽しめそうなところです。また、梼原町には、隈研吾氏の建築が図書館の他にも、いろいろとあるようで、見どころ満載🤩

 

 

まとめ

 いかがでしたか。 

 

 私も妻も以前から見たかった絶景を見ることができたし、おいしい料理や大好きなお酒を心ゆくまで堪能できる大満足の旅でした。

 

 おいしい料理(特に魚料理)を楽しみたい人、絶景に心を癒されたい人、お酒が好きな人、「龍とそばかすの姫」を観た人、つらいことをパーッと忘れたい人、 などにとっては高知はとてもとてもおすすめの場所です。

 

 機会があったらぜひ行ってみてください!!